有料老人ホームの宣伝、広告

有料老人ホームの宣伝、広告には「24時間、365日安心のケアで生涯暮らせます」などのような宣伝文句や広告が目をひくと思います。

実際、将来の介護について不安をもっていると、このような有料老人ホームの宣伝、広告にひかれやすいものです。ただし有料老人ホームには一度入ると経済的にも簡単に出られなくなるので気をつけなければなりません。

このようなトラブルを防ぎ、消費者、利用者の利益を守るために公正取引委員会が「不当表示防止法」にもとづき、監視しています。この不当表示は、有料老人ホームの入居案内やパンフレットが、実態と著しく異なったり、消費者を誤認させたりしていないか、ということです。

終身利用(同一施設内介護)型、介護が必要になったときには介護室でお世話します、とうたっていたのにそうではなかったり、ケアセンターでの詰め込み介護、介護にかかわる予定外の高額な支出などについて、警告がなされています。

不当表示における問題が発生した場合には、公正取引委員会に相談すべきです。ただ、注意して欲しいのは、有料老人ホームの宣伝や広告などの表示面での問題に限られる点です。

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