特別養護老人ホームとの違い
特別養護老人ホームに入れないので有料老人ホームを考えているという方も多くいるのではないかと思います。
そのような場合には、後悔しないためにも有料老人ホームと特別養護老人ホームの違いをきちんと把握しておくことが大切です。
有料老人ホームと特別養護老人ホームの根本的な違いは、有料老人ホームは営利目的で運営されている高齢者のための集合住宅であり、特別養護老人ホームは行政の責任において運営されている福祉施設であるという点です。
特別養護老人ホームの開設や運営は、市町村や認可を受けた社会福祉法人などの一部に限られており、その建設には税金が使われています。また原則としては「常に重度の介護が必要だが家族がいないので自宅で生活できない」など、最低限の生活のため緊急的支援が必要な高齢者のための施設なのです。
有料老人ホームは、営利目的で経営されている、食事や介護サービス付の集合住宅なので、事業に失敗したりすると倒産、閉鎖となることもあります。